超伝導科学技術研究会
Forum of Superconductivity Science and Technology
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テーマ:「極限を測る超伝導技術の最前線」



 先端科学技術は検出技術の進歩によって支えられています。超伝導検出器は他のデバイスでは実現できない究極の性能を有しているため、様々な先端科学技術分野でなくてはならないツールとして使われています。
 本ワークショップでは、超伝導デバイスを用いた極限計測技術について第一線で活躍されている研究者の方々にお話をしていただきます。最初に、超伝導極限計測とは何かということを理解していただくためのチュートリアル講演を行います。続いて、全ての電気量の基準となる国家標準において用いられる超伝導量子標準について、最高感度の磁束計であるSQUID(超伝導量子干渉計)の医療応用について、それぞれ開発者の立場から講演を行ってもらいます。また、表面に析出したレアアースなどの検出困難な物質を対象としたX線材料分析において、絶対的な安全が保障されている量子暗号通信において、ビッグバン以前のインフレーションの痕跡を探るCMB(宇宙マイクロ波背景輻射)の観測において、衛星を利用した地球環境測定において、それぞれユーザーの立場から超伝導検出器がなぜ必要で、どのようにして使われているのかについて述べていただきます。
 これらの講演を通して、超伝導検出器の必要性をご理解いただき、今後の開発の方向性を議論したいと考えています。

主催:(社)未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
協賛:(社)低温工学協会、応用物理学会超伝導分科会
日  時:平成23年3月10日(木) 13:30-17:45
場  所: 東京大学 本郷キャンパス 武田ホール(武田先端知ビル)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16 
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
定員 :150名

詳細

 プログラム

13:30-13:35

研究会開会の挨拶

   下山 淳一 (東京大学)

13:35-14:20

わかったつもりになる超伝導検出器

前澤 正明(産業技術総合研究所)

14:20-14:50

超伝導技術を用いた量子電気標準の進展

金子 晋久(産業技術総合研究所)

14:50-15:20

高感度SQUIDの医療応用

上原 弦  (金沢工業大学)

15:20-15:50

透過型電子顕微鏡のX線分析装置としての超伝導遷移端センサの応用

八坂 行人 (エスアイアイ・ナノテクノロジー)

15:50-16:10  休憩

16:10-16:40

超伝導単一光子検出器を用いた量子鍵配送技術

藤原 幹生(情報通信研究機構)

16:40-17:10

超伝導検出器によるビッグバン以前の宇宙観測        

羽澄 昌史(高エネルギー加速器研究機構)

17:10-17:40

超伝導サブミリ波リム放射サウンダ (SMILES)

-超伝導技術が実現した、地球を見つめる目- 

佐野 琢己(宇宙航空研究開発機構)

17:40-17:45

閉会のあいさつ

木村 茂行(未踏科学技術協会)

                        


 

■ 参加費および資料代


参加費
資料代
超伝導科学技術研究会会員
無料
2,000円
協賛学会
4,000円
2,000円
学生
1,000円
2,000円
一般
5,000円
2,000円




■ お申し込みは、下記より。


     

■ 問い合わせ先

社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会

担当:大貫

Phone: 03-3503-4681  Fax: 03-3597-0535

e-mail: fsst★sntt.or.jp    ★は@に変えて下さい