社団法人未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
第71回ワークショップのご案内
テーマ:
「鉄系高温超伝導誕生から1年、新超伝導物質の可能性を探る」
東工大細野秀雄教授のグループによる鉄系高温超伝導体の衝撃的な発表以来、1年が経過しようとしています。この間に類縁の新超伝導体が次々と発見され、臨界温度が55 Kに上昇し、また超伝導の起源や特徴的な物性が明らかになりつつあります。そこで、鉄系高温超伝導体群の特徴や将来性を議論するとともに、次なる新超伝導体開拓に向けてのヒントを得る機会にすることを趣旨としたワークショップを企画し、様々な角度から研究を精力的に進めておられる講師をお招きしました。多くの皆様の参加をお待ち申し上げます。
日 時:2009年3月11日(水) 10:00〜 17:30
場 所:東京大学武田ホール(武田先端知ビル5F)
東京都文京区弥生2-11-16、東京大学浅野キャンパス
後 援:(独)科学技術振興機構
協 賛:(社)応用物理学会、(社)低温工学協会、(社)日本物理学会
プログラム案(演題は仮題)
10:00-10:10 開会のあいさつ
下山淳一(超伝導科学技術研究会会長)
10:10-11:10 「鉄系高温超伝導体登場のインパクト −物理的側面から見た特徴-」
福山秀敏(東理大)
11:10-12:10 「鉄系高温超伝導体の発見−現場の体験から−」
神原陽一 (東工大/JST)
12:10-13:15 昼食休憩
13:15-14:05 「超伝導物質としての鉄系高温超伝導体の特徴と可能性」
永崎洋 (産総研)
14:05-14:35 「鉄系超伝導物質群の広がりの可能性」
高野義彦 (物質・材料研究機構)
14:35-15:05 「鉄系以外の最近の新超伝導物質開拓の動向 −次なる高温超伝導体群はどこに?−」
廣井善二 (東大)
15:05-15:25 休憩
15:25-15:55 「鉄系高温超伝導体の磁気的特性の特徴」
為ヶ井強 (東大)
15:55-16:25 「鉄系超伝導体の電磁特性の特徴」
小田部荘司 (九工大)
16:25-16:55 「鉄系高温超伝導体の材料物質としてみた資質」
筑本知子 (超電導工研)
16:55-17:25 「鉄系高温超伝導体材料化へのポイント」
熊倉浩明(NIMS)
17:25-17:30 閉会のことば
木村茂行(未踏科学技術協会理事長)
■ 参加費 ■ 資料代
超伝導科学技術研究会会員 無料 2,000円
協賛団体 4,000円 2,000円
一般 5,000円 2,000円
学生 無料 2,000円
■ お申し込みは、下記より。
■ 問い合わせ先
社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
担当:大貫
Phone: 03-3503-4681 Fax: 03-3597-0535
e-mail: fsst★sntt.or.jp ★は@に変えて下さい
■ 地図
東京大学武田ホール(武田先端知ビル5F)