超伝導科学技術研究会
Forum of Superconductivity Science and Technology
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NIMSWeek の共催
<2008年度NIMSコンファレンスのご案内>
テーマ:「エネルギー・資源高効率利用のための材料科学」
日程:2008年7月14日(月)〜7月18日(金)
場所:エポカルつくば
    http://www.epochal.or.jp/eng/access/map_shuhen.html
参加費:無料
(開催趣旨は、このメールの一番最後に書いてあります。)

【超伝導に関するセッションのプログラム】

7月16日(水)
「環境・エネルギー問題に寄与する超伝導材料」
13:00〜13:10 Greeting
13:10〜14:10 Superconducting materials for Highly Efficient Use of Energy and Resource
         北澤宏一(科学技術振興機構)
14:10〜15:10 Strategic development of superconductivity for electrical energy in the US.
          G. Crabtree(アルゴンヌ国立研究所)
15:10〜15:40  Coffee Break
15:40〜16:40  Superconducting power applications activities in Europe now and in near future              P.Komarek(Forschungszentrum Karlsruhe GmbH)

7月17日(木)
「環境・エネルギーに寄与する先進超伝導材料技術」ワークショップ
Session I  BISCCO conductors
9:00〜9:05   Opening Remarks
9:05〜9:50   Development of Bi-2223 tape conductors
          林和彦 (住友電気工業株式会社)
9:50〜10:35  Microstructure evolution in Bi-2223 tape conductors
          Z. H. Han (精華大学)
10:35〜11:20 Superconducting properties of Bi-2223 tape conductors
          北口仁 (物質・材料研究機構)
11:20〜12:05 Microstructure and properties of Bi-2212 round wires
          H. Miao (オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社)
Session II  MgB2 conductors
13:30〜14:10 Factors affecting the properties of MgB2 tapes and wires
          M. Sumption (オハイオ州立大学)
14:10〜14:50 Critical current densities of MgB2 wires and films
          松本明善 (物質・材料研究機構)
14:50〜15:30 Microstructural Control and Chemical Approaches for Improved Jc Characteristics           ofMgB2 Bulks
          下山淳一 (東京大学)
15:50〜16:30 Development of ex situ MgB2 tapes and wires
          G. Grasso (Columbus Superconductors)
16:30〜17:10 Effect of impurity additions in MgB2 tapes
          山田秀之 (東海旅客鉄道株式会社)

7月18日(金)
 「環境・エネルギーにおける科学技術政策と電力会社の取り組み」(調整中)
10:00〜10:10 あいさつ
10:10〜11:00 地球温暖化防止のためのエネルギー政策と今後の展望
          西岡秀三 (国立環境研)
11:00〜11:40 電力における二酸化炭素排出削減への取り組みと超伝導材料への期待
          秋田調 (電力中央研究所)
11:40〜12:20 輸送機関とその省エネルギー政策
          大崎博之 (東京大学)
13:30〜14:10「経済産業省における超伝導材開発の経緯と今後の展望
          鈴木俊吾 (経済産業省)
14:10〜14:50「文部科学省におけるエネルギー政策と超伝導材料への期待
          下岡豊 (文部科学省)
15:30〜    超伝導材料の現状と期待 下山淳一(東京大学)
         パネルディスカッション
         パネラー:講演者全員
         司会:塚本修巳(横浜国立大学)


(敬称略)

[問い合わせ先]
松本明善
TEL:029-859-2328
E-mail:matsumoto.akiyoshi★nims.go.jp(★を@に変えて下さい)
NIMSコンファレンスホームページ
http://www.nims.go.jp/nimsconf08/
登録は終了してますが、当日参加可能です。

【開催趣旨】
地球規模の環境問題や資源・エネルギー問題の解決に資するため、省エネルギーおよびエネルギー利用の高効率化は、現在科学技術に求められている最も重要な課題の一つです。超伝導材料は低温域で電気抵抗がゼロになる興味深い物質であり、これを省エネルギー技術につなげていくことが期待されています。超伝導線材を送電に利用することは、送電ロスを低減し大きな省エネルギー効果につながります。このため、送電ケーブルに超伝導線材を利用するプロジェクトが世界各国で盛んに行われています。また、近年、超伝導材料を用いた限流器、変圧器、SMES(超伝導電力貯蔵機器)などの高効率電力関連機器の開発も活発になってきています。このような状況の中、超伝導材料が省エネルギー技術に寄与できる領域およびその効果を議論することは重要です。このため、本会議の超伝導材料セッションでは、16日に超伝導材料の現状と将来についての展望について議論を行います。17日にはこれらの基調講演を受けて、超伝導材料科学と応用超伝導技術がどのように貢献することが出来るかを材料研究者の視点から議論します。18日には環境・エネルギー分野において我が国が目指すところ(政策)や国内の現状と将来に向けた取り組みを議論します。奮ってご参加いただき、活発な議論を宜しく御願い致します。