今回のシンポジウムでは、超伝導工学の発展を支えてきた電磁現象解明や鉄系新高温超伝導体発見に関する講演に加えて、午後の部では、<使われる超伝導の時代へ>と題し、高温超伝導材料・機器、超伝導SMES、各種超伝導磁石、および超伝導を使った分析技術の最新動向についてわかりやすく紹介いただきます。皆様には、超伝導材料・機器の実力や魅力をご理解いただき、超伝導材料・機器応用の将来展望について一緒に議論する機会となることを期待しています。本シンポジウムは、超伝導だけでなく、環境、エネルギー、医療など様々な研究に携わる方々にも、さらには科学技術に関心ある一般の方にとっても非常に有意義なものと信じます。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
10:00-10:10 開会の挨拶
超伝導科学技術研究会会長 下山 淳一
10:10-10:50 電磁現象の解明から超伝導線材設計の時代へ
福工大 山藤 馨
10:50-11:30 鉄系超伝導体に至る道と今後の展開
東工大 細野 秀雄
11:35-12:05 超伝導科学技術賞授賞式
昼食休憩
<使われる超伝導の時代へ>
13:00-13:10 イントロダクトリートーク
東大 下山 淳一
13:10-13:50 Bi系超伝導線材を用いた機器開発の最前線
住友電工 佐藤 謙一
13:50-14:30 RE超伝導線材を用いた機器開発の最前線
九大 岩熊 成卓
14:30-15:10 超伝導SMES開発の現況と今後の展開
中部電力 長屋 重夫
休憩
15:30-16:10 高磁場超伝導磁石、無冷媒超伝導磁石の最新動向
神戸製鋼 濱田 衞
16:10-16:50 1.2Tオープン型MRI用超電導磁石の開発
日立製作所 渡邊 洋之
16:50-17:30 超伝導分析技術の新しい展開−観察技術とのマッチング
SIIナノテクノロジー 田中 啓一
17:30-17:35 閉会の挨拶
未踏科学技術協会理事長 木村 茂行
社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
担当:大貫
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