超伝導科学技術研究会
Forum of Superconductivity Science and Technology
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 核融合炉にはプラズマを閉じ込める籠としての磁場が必要です。炉の性能はこの磁場の強さや装置の大きさに依存するので、大空間に強い磁場を発生するために大型超伝導磁石の開発が進められてきました。2008年にフランスで建設が始まり、2020年にプラズマ点火が予定されている国際熱核融合実験炉 (ITER) では、高さ14 m、 幅9 mのトロイダル磁場コイル18個に、高さ13 m、幅4mの中心ソレノイドなど、多くの大型超伝導磁石が使われます。今後計画される実証炉ではさらなる大型化が想定されています。つまり、エネルギー源としての核融合炉実現に向けて超伝導も常に挑戦を続けているのです。この挑戦はどこまで続くのでしょうか。今回は、核融合と超伝導を専門とする講師の方々に加えて、もう一つのビッグサイエンスである加速器の専門家もお招きし、それぞれの立場から核融合炉や超大型超伝導磁石システム開発の現状と課題について講演して頂きます。


主催:(社)未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
協賛:公益社団法人 低温工学・超電導学会、一般社団法人 日本物理学会
      一般社団法人 電気学会、一般社団法人 プラズマ・核融合学会

日  時:平成25年12月26日(木)13:00〜17:05
場  所: 全日通霞が関ビルディング 8階 大会議室B 
           http://www.neu.or.jp/html/map/
〒100-0013 千代田区霞が関3-3-3  TEL 03-3581-2261

定員 :120名

 プログラム

13:00-13:10 開会の挨拶
北口 仁 (超伝導科学技術研究会 副会長)
13:10-13:50 LHC加速器における超伝導技術 ― 現状と将来計画 ―
中本 建志 (高エネルギー加速器研究機構)
13:50-14:30 核融合開発の現状
今川  信作(核融合科学研究所)
14:30-15:10 核融合原型炉の基本計画
飛田 健次  (日本原子力研究開発機構)
15:10-15:30 休憩
15:30-16:00 ブロンズ法Nb3Sn線材開発の現状と展望
杉本 昌弘(古河電気工業)
16:00-16:30 Nb3Al線材開発の現状
伴野 信哉(物質・材料研究機構)
16:30-17:00 HTS線材開発の現状
木須 隆暢 (九州大学)
17:00-17:05 閉会の挨拶
未踏科学技術協会  木村 茂行

 

■ 参加費および資料代


参加費
資料代
超伝導科学技術研究会会員
無料
2,000円
協賛学会
無料
2,000円
学生
無料
2,000円
一般
無料
2,000円

■ お申し込みは、下記より。


     


詳細

■ 問い合わせ先
超伝導科学技術研究会

社団法人 未踏科学技術協会

担当:大貫

Phone: 03-3503-4681  Fax: 03-3597-0535

e-mail: fsst★sntt.or.jp    ★は@に変えて下さい