超伝導科学技術研究会
Forum of Superconductivity Science and Technology
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核融合炉の本格的な研究は1950年代の旧ソ連で始まりました。日本でも1961年に核融合研究が開始され、この半世紀の間にJT-60 (1985年運転開始)、LHD (1998年運転開始) などの大型装置が開発され、プラズマを閉じ込めるための超伝導磁石技術も発展してきました。現在、日本を含む7極 の国際協力で進められているITER(国際熱核融合実験炉)計画では、高さ14 m、幅9 mのD型コイル18基からなる超伝導トロイダルコイルなど、過去最大となる巨大超伝導磁石群が開発されています。この実験炉は2019年の運転開始を目指し、その後20年間運転される予定です。さらに、実験炉で得られた成果をもとに実証炉、商用炉(発電炉)といった実規模装置へと進んでいきます。今回は核融合システムの専門家に核融合システムの原状 (ITER) と将来展望 (実証炉) について講演頂くほか、実証炉の実現に向けて超伝導技術の課題と取り組みについても講演頂きます。

主催:一般社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
協賛(予定):公益社団法人 低温工学・超電導学会、一般社団法人 プラズマ・核融合学会

日  時:平成27年1月8日(木)13:30 〜 17:20
場  所: 航空会館 201会議室 (港区新橋1-18-1)
          (地図)http://kokukaikan.com/?q=about/access

定員 :80名

 プログラム(案)

13:30 - 13:40 開会の挨拶
超伝導科学技術研究会 副会長 北口 仁



13:40 - 14:30 ITERにおける技術開発と将来展望
日本原子力研究開発機構  井上 多加志
14:30 - 15:20 核融合炉における燃料系技術について(仮)
日本原子力研究開発機構 河村 繕範
15:20 - 15:40
休憩
15:40 - 16:10 実証炉用大型マグネットに向けたR&W法の適用(仮)
古河電気工業  杉本 昌弘
16:10 - 16:40 核融合炉用Nb3Al線材の課題と展望(仮)
SHカッパ−プロダクツ 中川 和彦
16:40 - 17:10 核融合炉マグネットに適用可能な100 kA級高温超伝導導体開発の現状と展望
核融合科学研究所 柳 長門
17:10 - 17:20 閉会の挨拶
超伝導科学技術研究会 会長 下山 淳一

  未踏科学技術協会 理事長 木村 茂行


■ 参加費および資料代


参加費
資料代
全ての参加者
無料
2,000円

■ お申し込みは、下記より。




詳細

■ 問い合わせ先

一般社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会

担当:金子

Phone: 03-3503-4681  Fax: 03-3597-0535

e-mail: fsst★sntt.or.jp    ★は@に変えて下さい