社団法人未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
第36回シンポジウム/第14回超伝導科学技術賞授賞式のご案内
テーマ:「超伝導2010 −超伝導の新たな可能性へ−」
今回のシンポジウムでは、Y系超伝導線材の開発プロジェクトまた、高エネルギー加速器研究機構における超伝導電磁石の開発を強力に推進し、我が国の超伝導業界を支えてこられた両氏による講演に加えて、午後の部では、<超伝導の新たな可能性へ>と題し、受賞講演および本年より研究がスタートした科学技術振興機構(JST)の戦略的イノベーション創出推進事業(S-イノベ)における「超伝導システムによる先進エネルギー・エレクトロニクス産業の創出」採択課題の方向性についてわかりやすくご紹介いただきます。皆様には、超伝導材料・機器の実力や魅力の新たな可能性についてご理解いただき、超伝導材料・機器応用の将来展望について一緒に議論する機会となることを期待しています。本シンポジウムは、超伝導だけでなく、環境、エネルギー、医療、輸送など様々な研究に携わる方々にも、さらには科学技術に関心ある一般の方にとっても非常に有意義なものと信じます。
今回は、企業展示及びJSTのS-イノベのポスター展示も予定しておりますので奮ってご参加下さい。
日 時:2010年4月13日(火) 10:00〜 17:00
場 所:タワーホール船堀 小ホール
(東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL 03-5676-2211)
http://www.towerhall.jp/4access/access.html
プログラム案(演題は仮題):
10:00-10:10 開会の辞
超伝導科学技術研究会会長 下山 淳一
10:10-10:50 素粒子・宇宙線・加速器科学分野における超伝導技術の開発
高エネルギー加速器研究機構 山本 明
10:50-11:30 イットリウム系超電導線材及びその応用開発
国際超電導産業技術研究センター 塩原 融
11:30-11:50 超伝導科学技術賞授賞式
11:50-13:00 昼食・展示ポスター見学
<使われる超伝導の時代へ>
13:00-13:30 ALMA巨大電波望遠鏡バンド10用超伝導SIS受信機技術の開発
国立天文台 鵜澤 佳徳
13:30-13:35 戦略的イノベーション創出推進事業について
科学技術振興機構 石川 知宏
13:35-13:45 超伝導システムによる先進エネルギー・エレクトロニクス産業の創出
住友電気工業 佐藤 謙一
13:45-14:15 高温超伝導SQUIDを用いた先端バイオ・非破壊センシング技術の開発
九州大学 圓福 敬二
14:15-14:45 高温超伝導を用いた高機能・高効率・小型加速器システムへの挑戦
京都大学 雨宮 尚之
13:45-15:20 休憩・展示ポスター見学
15:20-15:50 高温超伝導材料を利用した次世代NMR技術の開発
日本電子 末松 浩人
15:50-16:20 大出力超伝導回転機器に向けたキーハードの開発
横浜国立大学 塚本 修巳
16:20-16:50 次世代鉄道システムを創る超伝導技術イノベーション
鉄道総合技術研究所 富田 優
16:50-17:00 閉会の辞
未踏科学技術協会理事長 木村 茂行
■ 参加費 ■ 資料代
超伝導科学技術研究会会員 無料 2,000円
協賛団体 4,000円 2,000円
一般 5,000円 2,000円
学生(要学生証提示) 無料 2,000円
■ お申し込みは、下記より。
■ 問い合わせ先
社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
担当:大貫
Phone: 03-3503-4681 Fax: 03-3597-0535
受付メールアドレス:fsst★sntt.or.jp ★は@に変えて下さい